日焼け止めの正しい選び方・塗り方|SPF・PAの違いと皮膚科がすすめる紫外線対策

堺市の皮膚科・美容皮膚科の皮ふ科眼科くめクリニックです。
皮膚科専門医が在籍し、最新の医療から往診まで、地域に根差した医療を20年以上続けています。

春から夏にかけてはもちろん、紫外線は一年を通して肌に影響します。
「日焼け止めは夏だけ塗ればいい」「SPFが高ければ安心」と思われがちですが、実は日焼け止めは選び方よりも“正しく塗れているか”がとても大切です。

紫外線は、日焼けによる赤みだけでなく、シミ・しわ・たるみなどの光老化、肌荒れ、色素沈着の悪化にも関係します。毎日のスキンケアの中に日焼け止めを取り入れることは、美容だけでなく皮膚の健康を守るためにも重要です。

目次

日焼け止めはなぜ必要?

紫外線には主にUVBUVAがあります。

UVBは肌の赤みやヒリヒリした日焼けを起こしやすい紫外線です。
一方、UVAは肌の奥まで届きやすく、シミ・しわ・たるみなどの光老化に関係すると考えられています。

つまり、日焼け止めを選ぶときは、
赤くなる日焼けを防ぐこと
シミ・光老化を防ぐこと
の両方を意識することが大切です。

日本皮膚科学会では、SPFはUVBに対する防御効果、PAはUVAに対する防御効果の目安として説明されています。


SPFとPAの違い

SPFとは?

SPFは、主にUVBによる赤みを防ぐ力を表します。
SPF30、SPF50、SPF50+などの表示があります。

ただし、SPFの数値が高ければ高いほど、どんな使い方でも安心というわけではありません。日焼け止めの効果は、規定量をきちんと塗った場合を前提に測定されています。塗る量が少ないと、表示されている効果を十分に得られないことがあります。日本皮膚科学会も、日焼け止めは塗る量が重要で、少ない量では効果が落ちると説明しています。

PAとは?

PAは、主にUVAを防ぐ力を表します。
PA+、PA++、PA+++、PA++++などで表示され、+が多いほどUVA防御効果が高い目安になります。

シミ・くすみ・光老化が気になる方は、SPFだけでなくPA表示も確認しましょう。


日常生活ではどの日焼け止めを選べばいい?

日焼け止めは、毎日同じ強さのものを使えばよいというより、生活シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。


日焼け止めの正しい塗り方

顔に塗る場合は、目安として
パール粒2個分程度
を顔全体にむらなく伸ばします。

特に塗り忘れやすい場所は以下です。

  • うなじ
  • フェイスライン
  • 手の甲
  • デコルテ
  • 足の甲

日本皮膚科学会も、顔だけでなく、うなじ・耳たぶ・胸・首・手の甲などにも塗ることをすすめています。


日焼け止めはいつ塗る?

朝のスキンケアの最後に塗るのが基本です。

順番の目安は、
化粧水 → 美容液 → 乳液・クリーム → 日焼け止め → メイク
です。

外出直前に慌てて塗るより、外に出る前に余裕をもって塗る方が安心です。AADでは、外出の約15分前に塗ることをすすめています。


日焼け止めは塗り直しが大切です

朝にしっかり塗っても、汗、皮脂、マスク、タオル、手で触ることなどで日焼け止めは落ちていきます。

特に以下の場面では塗り直しましょう。

  • 汗をかいた後
  • タオルで顔や体を拭いた後
  • 屋外で長時間過ごすとき
  • 海やプールに入った後
  • マスクを長時間つけ外しした後

日本皮膚科学会では、3時間に1回くらい塗り替える方が確実と説明されています。
屋外活動では、2〜3時間ごとの塗り直しを意識するとよいでしょう。


飲む日焼け止めだけで大丈夫?

最近は「飲む日焼け止め」と呼ばれるサプリメントもありますが、基本的には塗る日焼け止めの代わりにはなりません

紫外線対策の基本は、
塗る日焼け止め
帽子・日傘・衣類
日陰を選ぶ
紫外線の強い時間帯を避ける
ことです。

FDAも、日焼け止めだけでなく、衣類・帽子・サングラスなどの紫外線対策を組み合わせることをすすめています。


当院おすすめの日焼け止め

当院では、肌質や生活スタイルに合わせて使いやすい日焼け止めをご案内しています。

① 毎日使いやすい日焼け止め

商品名:〇〇〇〇
特徴:軽い使用感で、毎日の通勤・買い物・洗濯物干しなどに使いやすいタイプです。ベタつきが苦手な方にもおすすめです。

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② 敏感肌の方におすすめの日焼け止め

商品名:〇〇〇〇
特徴:敏感肌の方、肌荒れしやすい方、レーザー治療後や美容施術後の紫外線対策を意識したい方におすすめしやすいタイプです。

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③ レジャー・屋外活動におすすめの日焼け止め

商品名:〇〇〇〇
特徴:汗をかきやすい季節や、屋外で長時間過ごす日に使いやすいタイプです。こまめな塗り直しとあわせて使用しましょう。

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日焼け止めを選ぶときに迷ったら皮膚科へ

日焼け止めは、肌質や生活習慣によって合うものが異なります。

特に以下のような方は、皮膚科でご相談ください。

  • 日焼け止めでかゆくなる
  • 塗るとニキビが悪化する
  • 敏感肌で何を使えばよいかわからない
  • シミ・肝斑・くすみが気になる
  • レーザー治療や美容施術後の紫外線対策を知りたい
  • お子さまの日焼け止め選びで迷っている

紫外線対策は、シミ治療や美肌治療の効果を守るためにもとても大切です。
「何を使えばよいかわからない」という方は、診察時にお気軽にご相談ください。


まとめ|日焼け止めは“毎日・適量・塗り直し”が大切です

日焼け止めは、SPFやPAの数値だけで選ぶのではなく、肌質・生活シーン・塗り直しやすさを考えて選ぶことが大切です。

ポイントは次の3つです。

  1. 毎日続けやすいものを選ぶ
  2. 十分な量をむらなく塗る
  3. 汗やこすれの後は塗り直す

紫外線対策は、日焼けを防ぐだけでなく、シミ・くすみ・しわ・たるみなどの光老化対策にもつながります。
堺市で日焼け止め選びや紫外線対策にお悩みの方は、皮ふ科眼科くめクリニックへご相談ください。


よくある質問

日焼け止めは冬も必要ですか?

はい。紫外線は夏だけでなく、冬や曇りの日にも地上に届いています。特にシミ・光老化が気になる方は、季節に関係なく日焼け止めを使うことをおすすめします。

SPF50+なら塗り直さなくても大丈夫ですか?

いいえ。SPFが高くても、汗・皮脂・摩擦で落ちるため塗り直しは必要です。屋外では2〜3時間ごとの塗り直しを意識しましょう。

敏感肌にはどんな日焼け止めがいいですか?

敏感肌用、低刺激設計、紫外線吸収剤フリー、石けんで落とせるタイプなどが選択肢になります。ただし肌に合うかどうかは個人差があります。

日焼け止めでニキビが悪化することはありますか?

合わない日焼け止めや油分の多い製品では、ニキビが悪化することがあります。ニキビができやすい方は、ノンコメドジェニックテスト済みの表示があるものを選ぶとよいでしょう。

子どもにも日焼け止めは必要ですか?

屋外で過ごす時間が長い場合は必要です。年齢や肌質に合わせて、子ども用・低刺激タイプを選び、帽子や衣類での対策も併用しましょう。

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