堺市でしわ・たるみのご相談・治療なら皮ふ科眼科 くめクリニック|皮膚科専門医在籍

しわ・たるみは、単に年齢を重ねたからだけで起こるものではありません。日本皮膚科学会は、光老化を「通常の老化とは質的に異なる慢性の紫外線障害」と説明しており、真皮の弾性線維の変化によって皮膚の張りが失われ、しわやたるみにつながるとしています。DermNetでも、しわの形成には加齢、日光、筋肉の動き、重力、喫煙などが関わり、たるみには皮下脂肪の減少、コラーゲンやエラスチンの低下、重力が関係するとされています。

堺市の皮ふ科眼科 くめクリニックでは、皮膚科専門医が、細かいしわが中心なのか、表情じわが主体なのか、たるみやボリューム低下が目立つのかを見極めながら、しわ・たるみのお悩みに対応しています。しわ・たるみの治療はすべて同じではなく、原因や部位によって考え方が変わるため、まずは肌の状態を丁寧に確認することが大切です。

目次

しわ・たるみとは

しわ・たるみは、病気そのものというより、加齢変化や光老化に伴って目立ってくる肌の変化です。日本皮膚科学会のQ&Aでも、日光に当たり続けた皮膚では、通常の加齢よりも強い変化が起こり、しみやしわ、たるみとしてあらわれると説明されています。

しわには、乾燥で目立ちやすい細かい線、表情に伴って出る表情じわ、動かさなくても刻まれる静的なしわがあります。DermNetでは、深いしわは動的なしわ静的なしわに分けられ、動的なしわはやがて静的なしわへ移行すると説明されています。たるみは、頬、口元、フェイスライン、まぶたなどに出やすく、顔全体が疲れて見えたり、輪郭がぼやけて見えたりする原因になります。


こんなお悩みはありませんか

  • 目元や口元の細かいしわが気になる
  • 額や眉間のしわが以前より深くなってきた
  • ほうれい線や口元のもたつきが目立つ
  • フェイスラインがぼやけてきた
  • 以前より顔が疲れて見える
  • しみやくすみも含めて肌の老化が気になる

こうした変化は、しわ・たるみの初期サインであることがあります。DermNetでも、目元・口元のしわ、眉やまぶたの下がり、頬やフェイスラインのたるみなどが代表的な変化として挙げられています。


しわ・たるみの主な原因

加齢と光老化

しわ・たるみの大きな要因は、加齢紫外線による光老化です。日本皮膚科学会は、光老化では紫外線の影響で皮膚が厚くごわつき、色も濃くなり、しみやしわとしてあらわれると説明しています。AADも、日光は肌の老化を早め、しわやしみなどの変化につながるため、毎日の紫外線対策を勧めています。

表情筋の動き

眉をひそめる、目を細める、笑うといった表情のくせは、表情じわをつくる大きな要因です。DermNetでは、額の横じわ、眉間のしわ、目尻のしわなどは筋肉の動きによって生じる代表的な動的なしわとされています。こうしたしわは、長年くり返されることで、表情をしていないときにも残る静的なしわへ変わっていきます。

皮膚の弾力低下とボリューム減少

たるみは、皮膚表面だけの問題ではなく、皮下脂肪の減少真皮のコラーゲン・エラスチンの低下、そして重力が重なって起こります。DermNetでは、たるみの原因としてこれらを挙げており、その結果として、頬の下垂、フェイスラインのもたつき、首元のゆるみなどが起こるとしています。

乾燥・喫煙・生活習慣

乾燥は細かいしわを目立たせやすくします。AADは、保湿によって肌の水分が保たれることで、細かい線が目立ちにくくなることがあると案内しています。DermNetは、喫煙も顔のしわを悪化させる要因として挙げています。紫外線、乾燥、喫煙など、毎日の積み重ねが肌の印象に大きく影響します。


しわとたるみの違い

しわは、主に皮膚表面の線として見える変化です。特に表情に伴って現れるしわはボツリヌス菌毒素製剤が向く場合があり、細かい小じわや肌の質感の変化では外用や光老化対策が大切になります。

一方、たるみは、皮膚のゆるみや下垂、輪郭の変化として現れます。たるみでは、肌表面だけでなく、皮下組織や真皮の弾力低下、重力の影響も関係するため、しわと同じ方法だけでは十分でないことがあります。


しわ・たるみの治療

しわ・たるみの治療では、まずどの変化が中心なのかを見極めることが大切です。表情じわが主なのか、乾燥や光老化による小じわなのか、ボリューム低下やたるみが主体なのかで、向いている治療は変わります。日本皮膚科学会の美容医療診療指針でも、ボツリヌス菌毒素製剤、ヒアルロン酸製剤、HIFU、高周波、フラクショナルレーザーなどが、それぞれ別の位置づけで示されています。

紫外線対策と基本のスキンケア

しわ・たるみ対策の土台は、毎日の紫外線対策です。AADは、日光が肌老化を早めるため、SPF30以上の広範囲対応の日焼け止めを毎日使うこと、日焼けを避けることを勧めています。あわせて、保湿を続けることで細かい線が目立ちにくくなることもあります。

レチノイドなどの外用治療

細かいしわや光老化の初期変化では、レチノイド系外用が選択肢になります。AADは、レチノイドが角質の入れ替わりを促し、コラーゲン産生を後押しすることで、細かいしわや肌質の改善につながると説明しています。DermNetでも、外用レチノイドは表在性のしわを軽くし、新しいコラーゲン形成を促す可能性があるとされています。 一方で、赤みや乾燥、皮むけなどの刺激が出ることがあり、妊娠中は使用しないほうがよいとされています。

ボツリヌス菌毒素製剤

日本皮膚科学会の美容医療診療指針では、顔面の表情じわに対するボツリヌス菌毒素製剤は、強く推奨されています。額、眉間、目尻など、筋肉の動きで目立つしわに向く治療です。AADも、ボツリヌス菌毒素製剤はしわ治療の代表的な選択肢のひとつとして案内しており、安全に受けるためには十分な知識をもつ医師のもとで行うことが重要としています。

ヒアルロン酸製剤

ヒアルロン酸製剤は、顔のしわの改善や、ボリューム低下した部分の補正に用いられる代表的な吸収性フィラーです。日本皮膚科学会の美容医療診療指針では、顔のしわ治療で改善が期待できるとして弱く推奨されています。ただし、血管内への誤注入による皮膚壊死や失明などの重い合併症が報告されているため、慎重な適応判断と安全管理が必要です。AADも、フィラー注入は医療行為であり、非医療の場で受けるのは危険だと注意喚起しています。なお、非吸収性フィラーは長期安全性の面から推奨されていません。

HIFU・高周波・フラクショナルレーザー

たるみや小じわに対しては、HIFU、高周波(RF)、フラクショナルレーザーなどの機器治療が選択肢になることがあります。日本皮膚科学会の美容医療診療指針では、これらはいずれも弱く推奨されており、外科手術や注入剤ほど大きな効果ではない一方、非外科的な選択肢として位置づけられています。AADも、超音波や高周波による引き締めでは、効果は徐々に現れ、自然な変化として見えやすいと案内しています。DermNetでは、リサーフェシング系の治療は細かいしわや肌質改善には役立ちうる一方、動的なしわそのものには限界があるとしています。


当院のしわ・たるみ診療

しわ・たるみのお悩みは、同じように見えても、表情じわが中心の方と、たるみやボリューム低下が中心の方では、考えるべき治療が異なります。皮ふ科眼科 くめクリニックでは、皮膚科専門医が肌の状態を確認しながら、スキンケアの見直しがよいのか、施術の適応があるのか、ほかの肌悩みも含めて丁寧にご説明します。

最新の医療から往診まで、地域に根差した医療を20年以上続けてきたクリニックとして、一般皮膚科と美容皮膚科の両面からご相談をお受けしています。堺市で、しわ・たるみを美容皮膚科で相談したい方、まずは自分に合う治療の考え方を知りたい方は、皮ふ科眼科 くめクリニックへご相談ください。


しわ・たるみのよくある質問

しわとたるみは同じですか?

同じではありません。しわは主に皮膚表面の線として現れ、表情筋の動きや乾燥、光老化が関係します。たるみは、皮膚や皮下組織のゆるみや下垂として現れ、脂肪量の変化、コラーゲンやエラスチンの低下、重力などが関わります。

しわ・たるみの主な原因は何ですか?

主な原因は、加齢、紫外線による光老化、表情筋の反復運動、乾燥、喫煙などです。日本皮膚科学会は、光老化が通常の老化に上乗せされる慢性の紫外線障害であり、しわやたるみの大きな要因になると説明しています

化粧品だけでたるみは改善しますか?

保湿剤で肌がふっくら見え、細かい線が目立ちにくくなることはありますが、AADはクリームやローションだけでたるんだ皮膚を大きく引き上げることはできないとしています。レチノイドやレチノール配合製品でコラーゲン産生を後押しし、軽い改善が期待できる場合はありますが、効果は控えめです。

ボツリヌス菌毒素製剤はどんなしわに向いていますか?

額、眉間、目尻などの表情じわに向いています。日本皮膚科学会の美容医療診療指針では、顔面の表情じわに対して強く推奨されています。

ヒアルロン酸はどんなときに検討しますか?

顔のしわを浅く見せたい場合や、ボリューム低下を補いたい場合に検討されます。日本皮膚科学会の美容医療診療指針では、顔のしわ改善が期待できるとされていますが、血管内誤注入による重い合併症があるため、安全に配慮した医療機関で相談することが重要です。

HIFUや高周波、フラクショナルレーザーは効果がありますか?

はい、非外科的な選択肢として検討されることがあります。日本皮膚科学会の美容医療診療指針では、HIFU、高周波、フラクショナルレーザーはいずれも弱く推奨されており、注入治療や手術ほど大きな変化ではない一方、ダウンタイムが比較的少ない方法として位置づけられています。AADでも、こうした引き締め治療は効果が徐々に現れると説明されています。

紫外線対策は本当に大切ですか?

はい。AADは、毎日SPF30以上の広範囲対応の日焼け止めを使うことを勧めており、日焼けを避けることが肌老化予防の基本だとしています。日本皮膚科学会も、光老化は予防可能であり、光線防御によって改善の可能性があると説明しています。

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