堺市でエクロックゲルのご相談なら皮ふ科眼科くめクリニック|皮膚科専門医在籍

脇汗が多く、汗じみやにおい、衣類の色移り、日常生活の困りごとでお悩みの方へ。
エクロックゲルは、**原発性腋窩多汗症(脇の下の多汗症)**に使われる塗り薬です。脇の下に使うことで、発汗を抑えることが期待できます。

堺市の皮ふ科眼科くめクリニックでは、皮膚科専門医が在籍し、最新の医療から往診まで地域に根差した医療を20年以上続けています。
また、エクロックゲルは当院で治験に関わった薬剤でもあります。診察では、汗の量や困りごとの程度、これまでの治療経過を確認しながら、適応があるかを丁寧に判断します。

目次

エクロックゲルはどのようなお薬ですか

エクロックゲルは、脇の下に使う外用薬です。
汗を出す指令に関わる働きを抑えることで、脇の下の発汗を減らし、多汗症の症状改善を目指します。

いわゆる汗ふきシートではなく、治療のために使う医療用のお薬です。
毎日1回、両脇に継続して使用します。

エクロックゲルの適応

エクロックゲルの効能又は効果は、原発性腋窩多汗症です。

原発性腋窩多汗症とは、脇の下に汗が多く、日常生活に支障が出る状態をいいます。
暑さや運動だけでは説明しにくいほど汗が多い、汗じみが気になる、仕事や学校生活に支障があるといった場合にご相談いただくことがあります。

当院とエクロックゲル

当院は、エクロックゲルの治験に関わった経験があります。
そのため、治療の流れや注意点、副作用への配慮も含めて、患者さん一人ひとりの状態に合わせたご相談を大切にしています。

ただし、すべての方にこの治療が最適というわけではありません。
診察では、汗の症状の程度、脇の下の皮膚の状態、既往歴、妊娠の可能性、授乳中かどうかなどを確認しながら、総合的に判断します。

エクロックゲルの適応年齢

エクロックゲルは、年齢で用法用量が分かれているお薬ではありません。
通常は、年齢にかかわらず1日1回外用する形で使います。

一方で、添付文書では、12歳未満の小児等を対象とした国内臨床試験は実施されていません。
そのため、ホームページ上では、12歳以上を中心に案内しやすいお薬であり、12歳未満については十分な国内試験データがないとご説明するのが分かりやすいです。

エクロックゲルの用法用量

基本の使い方

通常、1日1回、適量を脇の下に塗布します。

用法用量のまとめ

内容使い方
使用回数1日1回
塗る部位両脇
1回量各脇に1回の操作で出る量

使用のタイミング

毎日続けやすいように、毎晩就寝前など、決まったタイミングで使用する方法が案内されています。
入浴後など脇が濡れている場合は、水気をよく拭き取ってから使用します。

エクロックゲルはどのように使いますか

エクロックゲルは、手で直接塗らないことが大切です。
容器のタイプに応じて、アプリケーターや吐出口を使って塗布します。

使い方の流れ

  1. 脇の下を清潔にし、よく乾かします。
  2. 容器から各脇に1回分ずつ出します。
  3. 脇全体に塗り広げます。
  4. 手に付いた場合は、すぐに手を洗います。
  5. 眼に入らないよう注意します。

使い方の注意

  • 手に直接出して塗らないようにします
  • 脇以外の部位には使用しません
  • 傷、湿疹、皮膚炎などがある部位は使用しないことが望ましいです
  • 眼に入らないように注意します
  • 万一眼に入った場合は、直ちによく水で洗い流します

塗り忘れた場合

気が付いた時に、できるだけ早く1回分を塗ります。
ただし、2回分をまとめて使わないようにします。
自己判断で1日の使用回数を増やさず、通常どおりの使い方を続けてください。

使用前に確認していること

次のような場合は、受診時に必ずご相談ください。

  • 閉塞隅角緑内障がある方
  • 前立腺肥大による排尿障害がある方
  • 脇の下に傷、湿疹、皮膚炎がある方
  • 妊娠中、または妊娠している可能性がある方
  • 授乳中の方
  • 過去にこの薬でアレルギー症状が出たことがある方

使用中に気をつけること

エクロックゲルには、抗コリン作用があります。
そのため、使用中は次のようなことに注意が必要です。

  • まぶしさ、霧がかかったような見え方などが出ることがあります
  • 尿が出にくくなることがあります
  • 口の渇きが出ることがあります
  • そのような症状がある間は、自動車の運転や危険を伴う機械の操作に注意が必要です
  • 他の医療機関を受診する際や、市販薬を購入する際も、この薬を使用していることを伝えてください

妊娠・授乳について

妊婦さん、または妊娠している可能性がある方には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用します。
授乳中の方では、治療上の有益性と母乳栄養の有益性を考慮して、授乳の継続または中止を検討します。

妊娠中や授乳中の方は、必ず受診時にご相談ください。

副作用について

エクロックゲルでみられることがある副作用には、次のようなものがあります。

  • 皮膚炎
  • 赤み
  • かゆみ
  • 湿疹
  • 刺激感
  • 汗疹
  • 散瞳
  • 霧がかかったような見え方
  • 口の渇き
  • 排尿しにくい
  • 代償性発汗

異常を感じた場合は、自己判断で使い続けず、医師または薬剤師にご相談ください。

早めに相談したい症状

次のような症状がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。

  • 光がまぶしい
  • 目がかすむ
  • 尿が出にくい
  • 尿の勢いが弱い
  • 脇に強い赤みやかゆみが出た
  • 使用後に強い違和感がある

このような方はご相談ください

  • 脇汗が多く、日常生活に支障がある方
  • 汗じみが気になって服選びに困る方
  • 脇汗が気になって仕事や学校生活に支障がある方
  • 塗り薬による脇汗治療を検討したい方
  • エクロックゲルが自分やお子さんに合うか知りたい方

よくあるご質問

エクロックゲルは何歳から使えますか

エクロックゲルは、年齢で用法用量が分かれているお薬ではありません。
ただし、12歳未満の小児等を対象とした国内臨床試験は実施されていません。

1日何回使いますか

通常は1日1回です。
自己判断で回数を増やさないようにします。

脇以外にも使えますか

いいえ。脇以外の部位には使いません。

手で塗ってもよいですか

手で直接塗らないようにします。
容器のタイプに応じて、アプリケーターや吐出口を使って塗布します。手に付いた場合は、直ちに手を洗ってください。

眼に入ったらどうしたらよいですか

直ちによく水で洗い流してください。
まぶしさや見えにくさが続く場合は、早めにご相談ください。

緑内障や前立腺肥大があっても使えますか

閉塞隅角緑内障の方、前立腺肥大による排尿障害がある方には使えません。
それ以外の場合でも、気になる持病がある方は診察でご相談ください。

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