ヴィーナスフリーズは、マルチポーラ式ラジオ波(RF)とパルス電磁場(PEMF)を組み合わせて、肌の引き締めやしわ治療をめざす非侵襲的な施術です。FDAの資料では、初期の Venus Freeze は軽度〜中等度の顔のしわ・小ジワ、その後の Venus Freeze (MP)2 は中等度〜重度の顔のしわ・小ジワを対象とした非侵襲機器として記載されています。
皮ふ科眼科くめクリニックでは、皮膚科専門医が、しわやハリ不足、フェイスラインのもたつきなどのお悩みに対して、ヴィーナスフリーズが向いているかどうかを丁寧に見極めながらご相談をお受けしています。刺激の強い施術に不安がある方でも相談しやすい一方、どの悩みにも一律に向く施術ではないため、肌状態に合わせた判断が大切です。ヴィーナスフリーズを含むRF治療は、侵襲的な治療に比べてダウンタイムが短い一方、研究の多くが小規模で主観評価を含むことも指摘されています。
ヴィーナスフリーズとは
FDA資料では、ヴィーナスフリーズは非侵襲・非アブレーティブの機器で、DiamondPolar™(小範囲向け)とOctiPolar™(広範囲向け)のアプリケーターを備え、1MHzのRFを用いる構成として説明されています。メーカー患者向けサイトでも、ヴィーナスフリーズはMulti-Polar RF と Pulsed Electro Magnetic Fields を組み合わせた施術と案内されています。
この施術では、皮膚の表面を削るのではなく、肌の下の組織を温めることで、コラーゲンやエラスチンの再構築を促す方向に働きかける考え方がとられます。メーカー患者向けサイトでは、肌の下を安全かつ快適に温めることでコラーゲンとエラスチンの産生を促し、より引き締まって滑らかな肌印象につながると案内されています。RF治療のレビューでも、適切な熱刺激がコラーゲン収縮や新生コラーゲン形成に関与するとされています。
こんなお悩みはありませんか
- 目元や口元の小ジワが気になる
- 頬やフェイスラインのもたつきが気になる
- 首元のしわやハリ不足が気になる
- メスを使わない治療を相談したい
- ダウンタイムの大きい施術は避けたい
- 比較的受けやすい引き締め施術から始めたい
ヴィーナスフリーズは、メーカー患者向けサイトではfine lines, wrinkles, saggingが気になり始めた方を主な対象として案内しており、臨床研究でも皮膚のたるみ、顔の輪郭、質感などの評価が行われています。
ヴィーナスフリーズで期待されること
小ジワ・しわ
ヴィーナスフリーズは、まず顔のしわ・小ジワでよく知られている施術です。FDA資料では、世代によって表現は異なるものの、顔の wrinkles and rhytides を対象とした機器として扱われています。31人を対象とした臨床試験では、10回の治療後3か月時点で、31人中30人(97%)に Fitzpatrick Wrinkle and Elastosis Scale の1段階以上の改善が認められ、予期しない有害事象は報告されませんでした。
ハリ不足・たるみ感
ヴィーナスフリーズは、しわだけでなく、肌のハリ不足や軽いたるみ感でも相談されることがあります。韓国人10例のケースシリーズでは、8回の治療後にskin laxity、facial contour、skin texture、skin color toneの改善が報告され、平均満足度は高く、平均疼痛スコアは低値でした。RF治療全体のレビューでも、skin laxity や wrinkles の改善目的で広く用いられていることが示されています。
フェイスライン・首元
メーカー患者向けサイトでは、ヴィーナスフリーズは頬、jowls、首元などの気になる部位の引き締めとしても案内されています。実際の変化の出方は肌状態や部位によって異なりますが、フェイスラインや首元の“もたつき感”を少しずつ整えていく施術として理解するとわかりやすいです。
ヴィーナスフリーズの特徴
ヴィーナスフリーズの特徴は、比較的快適に受けやすく、ダウンタイムが大きくなりにくいことです。メーカー患者向けサイトでは、治療中はアプリケーターが徐々に温かくなり、施術後すぐに日常生活へ戻れると案内されています。施術後は少し赤く見えたり温かさが残ったりすることがあるものの、通常は1〜2時間程度で落ち着くとされています。
一方で、RF治療全体のレビューでは、一時的な紅斑、浮腫、軽い痛み、まれに色素変化などが起こりうること、また研究ごとに設定や評価方法が異なり、効果の出方に個人差があることも指摘されています。つまり、受けやすい施術ではありますが、過度に即効性や万能性を期待するのではなく、部位や肌状態に合わせて考える施術です。
施術回数と経過の目安
ヴィーナスフリーズは、1回で大きく変えるというより、複数回で少しずつ整えていく施術として案内されることが多いです。メーカー患者向けサイトでは、1回15〜30分程度、1部位あたり6〜8回程度、1週間おきがひとつの目安として紹介されています。また、結果は累積的で、最終施術後も3〜4か月ほど変化が続くと案内されています。
ただし、実際に必要な回数や間隔は、年齢、肌質、しわの深さ、部位、目指す変化によって変わります。RF治療のレビューでも、治療期間は研究によりかなり幅があり、標準化が十分ではないとされています。
施術前に確認したいこと
メーカー患者向けサイトでは、ヴィーナスフリーズの前に、活動性の炎症や感染がある部位、ペースメーカーや内部除細動器、治療部位の金属インプラント、妊娠中またはIVF中、皮膚の自己免疫疾患などがある場合は適応外となることがあると案内されています。その他、熱で悪化しやすい病気やコントロール不良の甲状腺疾患なども確認項目に含まれています。
そのため、ヴィーナスフリーズを安全に受けるためには、今の肌状態だけでなく、既往歴や内服薬、体内機器の有無まで含めて事前に確認することが大切です。
施術後の経過と注意点
ヴィーナスフリーズは、メーカー患者向けサイトではダウンタイムなしとして案内されていますが、実際には施術部位が少し赤くなる、温かく感じるなどの反応が短時間出ることがあります。顔の施術後は、サイト上ではそのままメイクも可能とされています。
一方で、RF治療全体では、まれに一時的な腫れや色素変化なども起こりうるため、施術後に気になる反応が長引く場合は自己判断せず相談することが大切です。
当院のヴィーナスフリーズ
皮ふ科眼科くめクリニックでは、皮膚科専門医が、今の肌状態やお悩みを確認しながら、ヴィーナスフリーズが向いているのか、ほかの施術や外用治療を優先したほうがよいのかを丁寧にご相談します。
ヴィーナスフリーズは、しわ、小ジワ、ハリ不足、フェイスラインのもたつきなどで検討される施術ですが、状態によっては別の治療のほうが適していることもあります。
最新の医療から往診まで、地域に根差した医療を20年以上続けてきたクリニックとして、一般皮膚科と美容皮膚科の両面から、わかりやすくご案内いたします。
堺市でヴィーナスフリーズをご検討の方は、皮ふ科眼科くめクリニックへご相談ください。
ヴィーナスフリーズのよくある質問
- ヴィーナスフリーズとは何ですか?
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ヴィーナスフリーズは、顔のしわ・小ジワ、体のたるみの改善が期待できる、マルチポーラ式ラジオ波(RF)とパルス電磁場(PEMF)を組み合わせた非侵襲的な施術です。
- 痛みはありますか?
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強い痛みというより、温かさを感じながら受ける施術として案内されています。施術は非常に快適とされ、ほとんどの方がで無痛と感じています。
- ダウンタイムはありますか?
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ダウンタイムはほとんどなく、赤みや温感が出ても1〜2時間程度で落ち着くことが多いです。
- 何回くらい受けますか?
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状態や部位によって変わりますが、メーカー患者向けサイトでは1部位6〜8回程度を1週間おきに行う目安が示されています。結果は累積的で、最終施術後もしばらく変化が続くとされています。
- 受けられない場合はありますか?
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あります。メーカー患者向けサイトでは、活動性炎症・感染、妊娠中、ペースメーカーや内部除細動器、治療部位の金属インプラントなどがある場合は受けられないことがあると案内されています。
- 効果はすぐに分かりますか?
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一部の方では比較的早く変化を感じることがありますが、基本的には複数回の積み重ねで少しずつ整えていく施術です。メーカー患者向けサイトでは、結果は累積的で、最終施術後も3〜4か月ほど発現が続くと案内されています。
- しわやたるみに対する根拠はありますか?
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ありますが、研究はまだ限定的です。31例の臨床試験ではしわ評価の改善が報告され、10例の韓国人症例でもたるみや肌質の改善が報告されています。