堺市でスキリージのご相談なら皮ふ科眼科くめクリニック|皮膚科専門医在籍

乾癬や掌蹠膿疱症で、外用薬やこれまでの治療だけでは十分な改善が得られず、次の治療を考えたい方へ。
スキリージは、炎症に関わる働きを調整する生物学的製剤です。注射で治療を行い、皮膚症状や関節症状の改善を目指します。

堺市の皮ふ科眼科くめクリニックでは、皮膚科専門医が在籍し、最新の医療から往診まで地域に根差した医療を20年以上続けています。
また、スキリージは当院で治験に関わった薬剤でもあります。診察では、現在の症状やこれまでの治療経過を確認しながら、適応があるかを丁寧に判断します。

※このページでは、皮膚科領域でのスキリージを中心にご案内しています。

目次

スキリージはどのようなお薬ですか

スキリージは、炎症に関わる「インターロイキン23」という物質の働きを抑えることで、皮膚や関節の炎症を落ち着かせるお薬です。
乾癬や掌蹠膿疱症などで、既存治療で十分な効果が得られない場合に検討される治療の一つです。

「外用薬だけではなかなか良くならない」「症状を繰り返している」「日常生活に支障が出ている」といった場合に、治療の選択肢になります。

皮膚科での主な適応

スキリージは、既存治療で効果不十分な次の病気に使われます。

  • 尋常性乾癬
  • 乾癬性関節炎
  • 膿疱性乾癬
  • 乾癬性紅皮症
  • 掌蹠膿疱症

当院では、皮膚症状の程度、これまでの治療歴、日常生活への影響などを確認しながら、スキリージが適しているかを判断します。

当院とスキリージ

当院は、スキリージの治験に関わった経験があります。
そのため、治療の流れや注意点、副作用への配慮も含めて、患者さんごとの状況に合わせたご相談を大切にしています。

ただし、すべての方にこの治療が最適というわけではありません。
診察では、病状、これまでの治療、感染症の有無、結核の既往、妊娠の可能性、授乳中かどうかなどを確認しながら総合的に判断します。

スキリージの適応年齢

スキリージの添付文書では、通常、成人に対する用法用量が定められています。
一方で、小児等を対象とした臨床試験は実施されていません。

そのため、ホームページ上では、基本は成人の患者さんを対象とした治療としてご案内するのが分かりやすいです。

高齢の方では、感染症などの副作用に注意しながら、慎重に経過をみていきます。

スキリージの用法用量

スキリージは、病気によって用法用量が少し異なりますが、皮膚科領域では初回、4週後、その後は12週間ごとに皮下注射を行うのが基本です。

乾癬・乾癬性関節炎・膿疱性乾癬・乾癬性紅皮症の場合

通常、成人には1回150mgを初回、4週後、以降12週間隔で皮下投与します。
なお、患者さんの状態に応じて1回75mgを投与することがあります。

掌蹠膿疱症の場合

通常、成人には1回150mgを初回、4週後、以降12週間隔で皮下投与します。

投与スケジュールのイメージ

  • はじめての注射:初回
  • 2回目の注射:4週後
  • 3回目以降:12週間ごと

治療の継続については、症状の改善具合や副作用の有無をみながら判断します。

受診前に確認していること

スキリージは、診察のうえで適応を慎重に判断するお薬です。
当院では、主に次のような点を確認しています。

  • 現在の症状の程度
  • これまで受けた治療内容
  • 感染症の有無
  • 結核の既往や感染の可能性
  • 妊娠中または妊娠の可能性
  • 授乳中かどうか
  • ほかの医療機関で処方されているお薬

服用ではなく注射で行う治療です

スキリージは飲み薬ではなく、皮下注射で行う治療です。
注射のタイミングは決まっており、一定の間隔で継続していくことが大切です。

治療を始める前には、効果だけでなく、注意点や副作用についても十分にご説明します。

副作用について

スキリージでは、感染症に注意が必要です。
重大な副作用として、重篤な感染症重篤な過敏症が報告されています。

また、比較的みられる副作用として、次のようなものがあります。

  • 上気道感染
  • 白癬感染
  • 毛包炎
  • 頭痛
  • 注射部位反応
  • 疲労

体調の変化があるときは、自己判断で様子を見すぎず、早めにご相談ください。

こんな方はご相談ください

  • 乾癬がなかなか改善しない方
  • 掌蹠膿疱症を繰り返している方
  • 外用薬だけでは不十分と感じている方
  • 生物学的製剤について詳しく知りたい方
  • スキリージが自分に合うか相談したい方

よくあるご質問

スキリージは何歳から使えますか

添付文書では成人に対する用法用量が定められています。
小児等を対象とした臨床試験は実施されていないため、当院では基本的に成人の患者さんを対象に、病状や全身状態を確認して適応を判断します

スキリージはどのくらいの間隔で注射しますか

皮膚科領域では、初回、4週後、その後は12週間ごとの注射が基本です。
病気の種類や状態に応じて、医師が治療計画を立てます。

スキリージはステロイドですか

いいえ。スキリージはステロイドではなく、炎症に関わる特定の働きを抑える生物学的製剤です。

妊娠中でも使えますか

妊娠中、または妊娠している可能性がある方は、必ず事前にご相談ください。
診察では、治療上の必要性を踏まえて慎重に判断します。

授乳中でも使えますか

授乳中の方は、治療上の必要性と母乳栄養の有益性を考慮して判断します。
自己判断せず、受診時にご相談ください。

どのような副作用がありますか

感染症、注射部位反応、頭痛、疲労などがみられることがあります。
まれですが、重い感染症や重いアレルギー反応に注意が必要です。

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