堺市でマダニ咬症(マダニに刺された)のご相談なら皮ふ科眼科くめクリニック|皮膚科専門医在籍

マダニ咬症は、山野、河川敷、草むら、藪などでマダニが皮膚にしっかり吸着して起こる皮膚トラブルです。マダニは口器を深く刺し込み、数日から長いものでは10日以上吸血することがあり、痛みやかゆみが少ないまま、大きくなって初めて気づくこともあります。刺された部位には赤みや違和感が出ることがあり、無理に引き抜くと口器が皮膚に残ることがあります。

堺市の皮ふ科眼科くめクリニックでは、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医が診察し、土曜日午後・日曜日も診療しています。ご本人が移動しにくい場合は往診も相談可能です。マダニがついたままのとき、取れないとき、刺された後の赤みや発熱が心配なときもご相談いただけます。

目次

マダニ咬症とは

マダニ咬症では、マダニ本体が皮膚に付いたまま見つかることもあれば、すでに自然に脱落したあとに刺し口や赤みだけが残ることもあります。吸着して3日以上たつと口器が皮膚組織に固く接着しやすく、無理に取ると口器が残って、その後にチクチクした違和感や硬いしこりが続くことがあります。

このようなときは早めにご相談ください

皮膚にマダニが付いている、つまんでも取れない、刺されたところの赤みが広がる、痛みや腫れが強い、膿んでくる、取れたあとも硬いしこりや違和感が残る――このような場合は皮膚科での確認がおすすめです。また、刺されたあと数週間は、発熱、だるさ、発疹、下痢、嘔吐などの体調変化にも注意が必要です。

ついているマダニを見つけたときの注意点

吸血中のマダニを無理に引き抜いたり、腹部をつぶしたりしないことが大切です。厚生労働省は、無理に取ると一部が皮膚内に残って化膿したり、体液が逆流して病原体が体内に入りやすくなるおそれがあるため、医療機関(皮膚科など)で除去と洗浄を受けるよう案内しています。刺されたあとは数週間ほど体調の変化に注意し、受診時にはマダニに刺されたことを医師に伝えることが大切です。

刺されたあとに注意したい感染症

日本では、マダニに刺されたからといって必ず感染症を発症するわけではなく、過剰に恐れる必要はありません。一方で、**日本紅斑熱、ライム病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)**など、診断や治療が遅れると重症化する感染症も知られています。

日本紅斑熱

日本紅斑熱は、関東地方より西の地域で多くみられるリケッチア感染症です。マダニに刺されて2〜8日ほどで高熱が出て、かゆみのない赤い発疹が全身に現れ、刺し口には黒い小さなかさぶたを伴うことがあります。発熱・発疹・刺し口が大切な手がかりです。

ライム病

ライム病は、ライム病ボレリアを保有するマダニでうつる感染症で、国内では主に北海道や本州中部山岳部でみられます。刺されたあと数日〜14日ほどで、刺し口を中心に赤みが周囲へ広がっていく遊走性紅斑が出ることがあり、だるさ、発熱、筋肉痛、関節痛を伴うこともあります。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

SFTSは、SFTSウイルスを持つマダニによる感染症で、6日〜2週間ほどの潜伏期のあと、発熱と消化器症状を主症状として発症します。吐き気、嘔吐、腹痛、下痢に加え、筋肉痛、神経症状、出血症状などを伴うことがあり、重症化することもあるため注意が必要です。

皮膚科で行う診察と処置

皮膚科では、まずマダニが今ついているのか、すでに取れたあとなのか、口器が残っていないかを確認します。吸血中であれば、無理をせず虫体を除去し、洗浄などの処置を行います。その後、刺し口の赤みやしこりの経過、発熱や発疹などの全身症状がないかも確認していきます。

マダニに刺されないための予防

特にマダニの活動が盛んな春から秋は、草むらや藪、山野、河川敷に入るときに注意が必要です。長袖・長ズボンを着て、シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れ、足をしっかり覆う靴を履くことが勧められています。服は明るい色のほうがマダニを見つけやすく、虫よけ剤も補助的に役立ちます。

屋外活動のあとには入浴し、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部などを確認すると安心です。日本皮膚科学会は、乳幼児では頭皮に吸着することもあるため、特に頭部もしっかり見るよう案内しています。

よくあるご質問

自分で取ってもいいですか

一般向けには、無理に引っ張らず、つぶさず、皮膚科で取るのが安全です。日本皮膚科学会では、吸着早期なら先の細いピンセットで口器をつまんで除去できる場合もあるとしていますが、吸着から時間がたつほど難しくなり、口器が残ることがあります。迷ったときは自己処置より受診が安心です。

刺されたら必ず感染しますか

必ず感染するわけではありません。日本皮膚科学会でも、国内では野外のダニが病原体を持っている確率は高くなく、ダニに刺されたからといってすべての人が感染症を発症するわけではないと案内しています。ただし、重症化する感染症もあるため、体調変化には注意が必要です。

取れたあとに赤みやしこりが残ることはありますか

あります。マダニの口器が皮膚内に残ると、チクチクした違和感や硬いしこりが残ることがあります。赤みが続く、腫れる、膿む、しこりが長引くときは、皮膚科で確認することが大切です。

堺市でマダニ咬症のご相談は皮ふ科眼科くめクリニックへ

皮ふ科眼科くめクリニックでは、皮膚科専門医が、マダニが付いたままなのか、すでに取れたあとか、刺し口の炎症がどの程度かを丁寧に確認し、状態に合わせてご案内します。土曜日午後・日曜日も診療しており、通院が難しい場合は往診も相談可能です。堺市で、マダニに刺された、取れない、赤い、熱が出た、発疹が出てきたといった症状でお困りの方はご相談ください。

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