医療脱毛は、不要な毛を目立ちにくくし、自己処理の負担を減らすことを目的とした美容医療です。厚生労働省は、医療脱毛を医療機関で医師が行う医療行為として位置づけており、医師免許のない者がレーザーなど強いエネルギーを毛根部に照射して毛乳頭などを破壊する行為は、医師法第17条に違反しうると通知しています。また、美容医療は医療行為であり、期待どおりの結果を必ず約束できるものではないため、施術前に効果とリスクの説明を十分に受けることが大切です。
堺市の皮ふ科眼科くめクリニックでは、皮膚科専門医が肌の状態を確認しながら、医療脱毛について丁寧にご相談をお受けしています。最新の医療から往診まで、地域に根差した医療を20年以上続けてきたクリニックとして、美容目的の施術でも、医療としての安全性とわかりやすさを大切にしています。
医療脱毛とは
現在の医療脱毛の中心は、レーザーなどの機器を用いた治療です。日本皮膚科学会の美容医療診療指針では、レーザー脱毛は医療脱毛の大きなウェイトを占めており、毛の中にあるメラニンを標的に熱を加えて毛包へ作用させる仕組みだと説明されています。そのため、白髪や色の薄い毛は反応しにくいことがあります。
医療脱毛で用いられる代表的な機器には、アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、Nd:YAGレーザーなどがあります。日本皮膚科学会は、これらを有効な選択肢として位置づけており、毛の太さ・色・深さ、肌色、部位などに応じて機器や照射方法を選ぶことが大切だとしています。
こんなお悩みはありませんか
- カミソリや毛抜きでの自己処理が負担になっている
- 剃り跡やチクチク感が気になる
- 繰り返す自己処理で肌荒れしやすい
- 毛量が気になり、肌を出しにくい
- 医療機関で相談しながら脱毛を進めたい
- まずは自分に医療脱毛が合うか知りたい
1回で終わらない理由
毛には生え変わりのサイクルがあり、1回の照射ですべての毛が同じように反応するわけではありません。AADは、レーザー脱毛では複数回の治療が必要になることが多く、再び毛が生えてきた場合には維持照射が必要になることもあると案内しています。また、結果は毛の色や太さ、部位、肌色、毛周期などでも変わります。
そのため、医療脱毛は「1回で終わる施術」ではなく、肌質・毛質に合わせて計画的に進める治療として考えることが大切です。無理のない間隔で継続しながら、反応をみて調整していきます。
医療脱毛とサロン脱毛の違い
医療脱毛とサロン等で行われる脱毛の大きな違いは、医療行為として行われるかどうかです。厚生労働省は、レーザー光線やその他の強いエネルギーを毛根部に照射して毛乳頭などを破壊する行為は、医師が行わなければ保健衛生上危害のおそれがあると整理しています。美容医療の注意喚起サイトでも、医療脱毛は医療行為であり、無資格者による施術は違法行為になると明示されています。
また、美容医療では、施術前に効果だけでなくリスクや副作用、他の選択肢についても十分に説明を受けて理解することが重要だと厚生労働省は案内しています。医療脱毛を受ける際には、価格だけでなく、診察や説明、術後対応まで含めて確認することが大切です。
施術前に確認したいこと
施術前には、最近の日焼け、ケロイド体質、ヘルペスの既往、内服中の薬などを医師に伝えることが重要です。AADは、最近日焼けをした方や、瘢痕が残りやすい方、ヘルペスが出やすい方、イソトレチノインを含む薬を使っている方などでは、事前にしっかり申告するよう勧めています。
また、AADは施術前から日焼けを避けること、日焼け止めを継続することを推奨しています。日焼けした肌は刺激に弱くなりやすく、施術条件の調整や延期が必要になることもあります。
施術後の経過と副作用
医療脱毛のあとには、赤みや腫れが出ることがあります。AADでは、こうした反応は比較的よくみられ、多くは1〜3日程度の軽い反応でおさまると案内されています。施術後は軽いやけどのように見えることもあり、冷却で楽になることがあります。
一方で、まれに水疱、感染、瘢痕、色素変化が起こることがあり、日本皮膚科学会の指針でも熱傷、瘢痕、硬毛化などへの注意が必要とされています。施術後は直射日光を避け、指示されたアフターケアを守ることが大切です。
当院の医療脱毛
皮ふ科眼科くめクリニックでは、皮膚科専門医が、肌質・毛質・色素沈着の有無などを確認しながら、医療脱毛が向いているかどうかから丁寧にご説明します。自己処理による肌荒れが気になる方や、医療機関で相談しながら進めたい方にも、わかりやすいご案内を心がけています。
美容医療は緊急性の高い治療ではないからこそ、納得して選ぶことが大切です。厚生労働省も、美容医療では効果だけでなくリスクや費用、他の選択肢も理解したうえで、自分自身で選択することが重要だと案内しています。堺市で医療脱毛をご検討の方は、皮ふ科眼科くめクリニックへご相談ください。
医療脱毛のよくある質問
- 医療脱毛は1回で終わりますか?
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1回で終わることは一般的ではなく、複数回の治療が必要になることが多いです。アメリカ皮膚科学会は、レーザー脱毛では複数回の施術が必要で、再び毛が生えてきた場合には維持照射が必要になることもあると案内しています。
- 医療脱毛は永久脱毛ですか?
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長期的に毛量を減らすことは期待できますが、部位や毛質、ホルモンの影響などで再び生えることもあります。 アメリカ皮膚科学会は、数か月から数年ほとんど毛が目立たない状態が続くことがある一方、維持照射が必要な場合もあるとしています。厚生労働省も、美容医療では期待どおりの結果を必ず約束できるものではないと案内しています。
- 白髪やうぶ毛にも効果はありますか?
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白髪は反応しにくく、毛の色が薄い場合や細いうぶ毛では効果に差が出ることがあります。日本皮膚科学会は、レーザー脱毛は毛のメラニンを標的にするため、白髪や金髪では効果が乏しいと説明しています。
- 痛みはありますか?
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痛みの感じ方には個人差がありますが、アメリカ皮膚科学会では、温かい針でつつかれるような感じや、輪ゴムではじかれるような感じと表現しています。部位や機器によって差があり、施術直後に赤みや腫れが出ることがあります。
- 日焼けしていても受けられますか?
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最近日焼けをした場合は、施術前に必ず申告することが勧められています。アメリカ皮膚科学会は、施術前から日焼けを避け、日焼け止めを続けることが副作用の軽減につながると案内しています。
- 医療脱毛とサロン脱毛の違いは何ですか?
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大きな違いは、医療行為として医師が行うかどうかです。厚生労働省は、レーザーなど強いエネルギーで毛根部を破壊する行為は医師が行う必要があると通知しており、無資格者による医療脱毛は違法行為になりうるとしています。