堺市でアメナリーフのご相談なら皮ふ科眼科くめクリニック|皮膚科専門医在籍

帯状疱疹や、くり返す口唇ヘルペス・性器ヘルペスでお困りの方へ。
アメナリーフは、ヘルペスウイルスの増殖を抑える飲み薬です。皮膚科では、帯状疱疹再発性の単純疱疹に対する治療の選択肢の一つになります。

堺市の皮ふ科眼科くめクリニックでは、皮膚科専門医が在籍し、最新の医療から往診まで地域に根差した医療を20年以上続けています。
また、アメナリーフは当院で治験に関わった薬剤でもあります。診察では、現在の症状やこれまでの経過を確認しながら、患者さんに合った治療かどうかを丁寧に判断します。

目次

アメナリーフはどのようなお薬ですか

アメナリーフは、アメナメビルを有効成分とする抗ヘルペスウイルス薬です。
ヘルペスウイルスが増えるために必要な仕組みに作用し、ウイルスの増殖を抑えることで、症状の改善を目指します。

同じヘルペスウイルスでも、帯状疱疹の原因となるウイルスと、口唇ヘルペスや性器ヘルペスの原因となるウイルスに対して使われます。

アメナリーフの適応

アメナリーフの効能又は効果は、次のとおりです。

  • 帯状疱疹
  • 再発性の単純疱疹

帯状疱疹で使う場合

帯状疱疹は、ピリピリした痛みや赤み、水ぶくれを伴う皮膚症状が片側に帯状に出る病気です。
アメナリーフは、できるだけ早い時期に治療を始めることが大切です。

再発性の単純疱疹で使う場合

再発性の単純疱疹とは、口唇ヘルペス性器ヘルペスを何度もくり返す状態です。
アメナリーフは、初期症状の段階で早めに服用することで、症状の悪化を抑えることが期待されます。

当院とアメナリーフ

当院は、アメナリーフの治験に関わった経験があります。
そのため、治療の流れや注意点、副作用への配慮も含めて、患者さん一人ひとりの状態に合わせたご相談を大切にしています。

ただし、すべての方にこの薬が最適というわけではありません。
診察では、症状の部位や経過、再発の頻度、免疫機能の状態、妊娠の可能性、授乳中かどうか、併用薬などを確認しながら、総合的に判断します。

アメナリーフの適応年齢

アメナリーフの添付文書では、通常、成人に対する用法用量が定められています。

一方で、小児等を対象とした臨床試験は実施されていません。
そのため、ホームページでは、基本は成人を対象とした治療としてご案内するのが分かりやすいです。

高齢の方では、一般に生理機能が低下していることがあるため、診察で全身状態を確認しながら使用します。

アメナリーフの用法用量

帯状疱疹の場合

通常、成人には、1回400mgを1日1回、食後に内服します。
原則7日間服用します。

また、帯状疱疹では、皮疹出現後5日以内に投与を開始することが望ましいとされています。

再発性の単純疱疹の場合

通常、成人には、1200mgを食後に単回内服します。

再発性の単純疱疹では、初期症状が出たら速やかに、6時間以内に服用することが大切です。
また、口唇ヘルペスでは皮疹が出る前に服用することが望ましいとされています。

用法用量のまとめ

適応1回量回数服用期間・タイミング
帯状疱疹400mg1日1回食後、原則7日間
再発性の単純疱疹1200mg1回食後、初期症状から6時間以内

効果の見直し

  • 帯状疱疹では、改善の兆しが見られない、または悪化する場合には、速やかに他の治療への切り替えを検討します。
  • 再発性の単純疱疹では、初期症状が出てから6時間を過ぎた場合や、口唇ヘルペスで皮疹が出た後に服用した場合の有効性を裏付けるデータは得られていません。

再発性の単純疱疹での使い方のポイント

再発性の単純疱疹では、同じ病型の再発をくり返していることが確認でき、患者さん自身が初期症状(違和感、灼熱感、かゆみなど)を正確に判断できることが大切です。

また、次回再発分として処方する場合は1回分に限ることとされています。
自己判断で何回分もまとめて使わず、診察のうえで使い方を確認することが大切です。

飲み方の注意点

  • コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲みます
  • 空腹時ではなく、食後に服用します
  • 食前または食間のタイミングで服用する必要がある場合は、軽食をとったうえで服用します
  • 自己判断で中止したり、量を増減したりしないでください

飲み忘れた場合

帯状疱疹で1日1回飲む場合

気が付いた時に1回分を飲みます。
ただし、次の服用時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分だけ飲みます。
2回分を一度に飲んではいけません。

再発性の単純疱疹で単回内服する場合

初期症状があらわれてから6時間以内、または口唇ヘルペスでは皮疹発現前に服用することができなかった場合で、治療を希望する場合は、服用せずに医療機関を受診します。

使用前に確認していること

次のような場合は、受診時に必ずご相談ください。

  • 過去にアメナリーフの成分でアレルギー症状が出たことがある方
  • リファンピシンを使用している方
  • 免疫機能が低下している方
  • 妊娠中、または妊娠している可能性がある方
  • 授乳中の方
  • 他の飲み薬を使っている方

使用中に気をつけること

アメナリーフは、飲み合わせや食べ合わせに注意が必要なお薬です。

特に、次のようなものは医師や薬剤師に必ず伝えてください。

  • リファンピシン
  • 一部の睡眠薬や降圧薬など、CYP3Aの基質となる薬
  • リトナビル、クラリスロマイシンなど、CYP3Aを阻害する薬
  • シクロスポリン
  • リファブチン、カルバマゼピン、フェノバルビタールなど、CYP3Aを誘導する薬
  • グレープフルーツジュース
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む食品やサプリメント

他の医療機関を受診する際や、市販薬・サプリメントを購入する際も、アメナリーフを服用中であることを伝えてください。

妊娠・授乳について

妊婦さん、または妊娠している可能性がある方には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与します。
授乳中の方は、治療上の有益性と母乳栄養の有益性を考慮して、授乳の継続または中止を検討します。

再発性の単純疱疹で次回再発分として処方されている場合も、妊娠中や授乳中の方は自己判断で服用せず、まず医療機関を受診することが大切です。

副作用について

アメナリーフでは、多形紅斑に注意が必要です。
円形の発疹が広がる、発熱、関節やのどの痛みなどがみられた場合は、早めに受診してください。

比較的みられる副作用としては、次のようなものがあります。

  • 薬疹(赤み、湿疹、発疹など)
  • 頭痛
  • 頭が重い感じ
  • めまい
  • しびれ感
  • 下痢
  • 軟便
  • 胃炎
  • 悪心
  • 腹部不快感
  • 腹痛
  • 口内炎
  • 倦怠感
  • 発熱

異常を感じた場合は、自己判断で使い続けず、医師または薬剤師にご相談ください。

このような方はご相談ください

  • 帯状疱疹の治療について相談したい方
  • 帯状疱疹の痛みや発疹が気になる方
  • 口唇ヘルペスを何度もくり返している方
  • 性器ヘルペスの再発治療について相談したい方
  • 初期症状の段階で使う治療について知りたい方
  • アメナリーフが自分に合うか知りたい方

よくあるご質問

アメナリーフは何歳から使えますか

添付文書では、通常、成人に対する用法用量が定められています。
小児等を対象とした臨床試験は実施されていません。

帯状疱疹ではどのように飲みますか

通常は、1回400mgを1日1回、食後に7日間飲みます。

口唇ヘルペスや性器ヘルペスではどのように飲みますか

再発性の単純疱疹では、1200mgを1回だけ、食後に内服します。
ただし、初期症状が出てから6時間以内に服用することが大切です。

空腹時に飲んでもよいですか

空腹時では吸収が低下して効果が弱くなるおそれがあるため、食後に服用します。

グレープフルーツジュースは飲めますか

控えてください。
薬の血中濃度に影響するおそれがあります。

妊娠中でも使えますか

妊娠中、または妊娠している可能性がある方には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与します。
受診時に必ずご相談ください。

受診をご希望の方へ

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