堺市で男性薄毛・AGAのご相談なら皮ふ科眼科くめクリニック|皮膚科専門医在籍

男性の薄毛で最も多いのが、**AGA(男性型脱毛症)**です。AGAは、前頭部や頭頂部の毛が少しずつ細く短くなり、目立っていくタイプの脱毛症で、日本皮膚科学会の診療ガイドラインでも、前頭部や頭頂部にパターン化して進行する脱毛として説明されています。額の生え際が後退してきた、頭頂部が透けて見えやすくなった、髪のハリやコシが弱くなった、といった変化が続く場合は、AGAの可能性があります。

一方で、男性薄毛がすべてAGAとは限りません。脱毛症にはさまざまな種類があり、円形脱毛症、休止期脱毛、甲状腺機能低下症や亜鉛欠乏症などに関連する脱毛、感染症による脱毛など、原因によって治療法は異なります。だからこそ、自己判断だけで進めるのではなく、まず原因を見極めることが大切です

目次

男性薄毛とは

AGAは、毛が生え変わる周期である毛周期のうち、成長期が短くなることで起こります。日本皮膚科学会Q&Aでは、AGAでは本来数年続くはずの成長期が極端に短くなり、毛が十分に育たないまま、**短く細い毛へ変化する「ミニチュア化」**が進むことが薄毛の大きな原因と説明されています。

また、診療ガイドラインでは、男性型脱毛症は前頭部や頭頂部の毛髪が軟毛化して細く短くなり、最終的には頭髪が皮表に現れなくなる現象とされています。つまり、突然すべての毛が抜けるというより、少しずつ細く弱くなりながら進行していくのが特徴です。


こんなお悩みはありませんか

  • 生え際の後退が気になる
  • 頭頂部の地肌が見えやすくなった
  • 髪が細くなり、セットしにくくなった
  • 抜け毛が増えた気がする
  • 家族に薄毛の方がいて心配
  • 何から治療を始めればよいかわからない

AGAでは、額の生え際の後退前頭部・頭頂部の毛が細く短くなることが診断の手がかりになります。日本皮膚科学会の診療ガイドラインでも、問診で家族歴や経過を確認し、視診でこれらの変化をみることが診断の基本とされています。


男性薄毛の主な原因

AGAの発症には、遺伝男性ホルモンが関わります。診療ガイドラインでは、前頭部や頭頂部など男性ホルモン感受性の高い毛包で、テストステロンが**ジヒドロテストステロン(DHT)**へ変換され、これが毛母細胞の増殖を抑えることで成長期が短くなると説明されています。

そのため、AGAは単なる気のせいや洗い方の問題ではなく、体質とホルモンの影響を背景に進行する薄毛です。日本皮膚科学会の診断項目でも、家族歴の確認が重視されています。


AGA以外の脱毛症との違い

男性薄毛ではAGAが多い一方で、急に円形に抜ける場合は円形脱毛症、頭全体が急に薄くなる場合は休止期脱毛、赤み・かゆみ・フケ・痛みを伴う場合は炎症や感染症による脱毛など、別の病気が隠れていることがあります。日本皮膚科学会は、脱毛症はひとつの病気ではなく、原因も症状もさまざまであると説明しています。

また、膠原病、慢性甲状腺炎、貧血、急激なダイエット、薬剤、感染症なども脱毛の原因になりえます。男性薄毛のように見えても、実際にはAGA以外の治療が必要なこともあるため、診断はとても重要です。


男性薄毛の診断

AGAの診断では、いつ頃から気になり始めたか、どの部位から進んでいるか、家族歴があるかを確認し、視診で生え際や頭頂部の状態を見ます。日本皮膚科学会の診療ガイドラインでは、必要に応じて拡大鏡やダーモスコピーが診断の助けになるとされています。

皮ふ科眼科くめクリニックでは、皮膚科専門医が、AGAらしい進行パターンなのか、ほかの脱毛症も考えるべきかを丁寧に確認しながら、治療方針をご相談します。薄毛は早めに対策するほど選択肢を考えやすいため、「まだ受診するほどではないかも」と思う段階でも相談する意味があります。


男性薄毛(AGA)の治療

AGA治療では、原因に応じた治療を継続して行うことが大切です。日本皮膚科学会の2017年版ガイドラインでは、フィナステリド内服、デュタステリド内服、ミノキシジル外用がいずれも推奨度Aとされ、男性型脱毛症に対して強く勧められています。

ミノキシジル外用

ミノキシジル外用は、AGA治療で代表的な外用薬です。日本皮膚科学会ガイドラインでは、男性型脱毛症に対して5%ミノキシジル外用を強く推奨しています。外用治療は、まず治療を始めやすい選択肢のひとつです。

フィナステリド・デュタステリド内服

内服治療では、フィナステリドデュタステリドが標準的な選択肢です。どちらも5α還元酵素を抑えることでDHTの影響を減らし、AGAの進行を抑える方向で働きます。日本皮膚科学会ガイドラインでは、いずれも男性型脱毛症に対して強く勧める治療とされています。

ただし、内服薬には注意点もあります。日本皮膚科学会Q&Aでは、フィナステリドやデュタステリドを内服するとPSA値が低下するため、健康診断などで前立腺がんの検査を受ける際には服用中であることを伝えるよう案内しています。PMDAの添付文書でも、フィナステリドは血清PSA濃度を約40〜50%低下させることがあり、評価の際には注意が必要とされています。

治療効果の判定と継続

AGA治療は、始めてすぐに大きく変わる治療ではありません。PMDAの添付文書では、フィナステリドは通常6か月の連日投与が必要デュタステリドも通常6か月間の治療で評価するとされています。効果を維持するためには、継続が大切です。

自毛植毛という選択肢

AGAの治療には、外用・内服のほかに自毛植毛という選択肢もあります。日本皮膚科学会ガイドラインでは、男性型脱毛症に対する自毛植毛術は推奨度Bで勧められています。一方で、人工毛植毛術は推奨されていません。


こんな症状は早めにご相談ください

次のような場合は、AGA以外の病気も考えて、早めの受診がおすすめです。

  • 急に円形に抜けた
  • 短期間で一気に抜け毛が増えた
  • かゆみ、赤み、フケ、痛みがある
  • 眉毛やひげ、体毛まで抜けてきた
  • 発熱や体調不良のあとから急に薄くなった

日本皮膚科学会では、脱毛症には感染症、膠原病、甲状腺機能低下症、亜鉛欠乏症、薬剤、急激なダイエットなどが関連することがあると説明しています。AGAと思っていたら別の治療が必要だった、ということもあるため注意が必要です。


当院の男性薄毛診療

皮ふ科眼科くめクリニックでは、皮膚科専門医が、男性薄毛の原因を丁寧に見極めたうえで、状態に応じた治療方針をご相談します。生え際が気になる方、頭頂部の薄毛が気になる方、抜け毛が増えてきたと感じる方も、お気軽にご相談ください。

最新の医療から往診まで、地域に根差した医療を20年以上続けてきたクリニックとして、一般皮膚科の視点も大切にしながら、男性薄毛・AGAのお悩みに丁寧に対応します。


男性薄毛・AGAのよくある質問

男性薄毛は自然に治りますか?

AGAは、急に治るというより、少しずつ進行しやすい脱毛症です。日本皮膚科学会では、AGAは前頭部や頭頂部の毛が細く短くなりながら進む脱毛症として説明されています。気になる場合は、早めに診断を受けることが大切です。

AGA治療はどれくらいで効果がわかりますか?

PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)の添付文書では、フィナステリドは通常6か月の連日投与、デュタステリドも通常6か月間の治療が効果判定の目安とされています。途中で自己判断でやめてしまうと、十分な評価がしにくくなります。

フィナステリドとデュタステリドはどちらもAGA治療薬ですか?

はい。どちらもAGAの代表的な内服治療薬で、日本皮膚科学会ガイドラインでは、男性型脱毛症に対していずれも推奨度Aです。どちらが適するかは、年齢、進行の程度、既往歴、服薬状況などを踏まえて相談します。

ミノキシジルはどんな治療ですか?

ミノキシジルは、AGAに対する代表的な外用治療です。日本皮膚科学会ガイドラインでは、男性型脱毛症に対して5%ミノキシジル外用を強く勧めるとしています。

AGA治療は保険適用ですか?

日本皮膚科学会Q&Aでは、男性型脱毛症はどちらかといえば加齢変化の一種と解釈されるため、有効な治療法の多くは保険診療で受けることができないと案内されています。治療内容によっては自由診療となることがあります。

健康診断で気をつけることはありますか?

はい。フィナステリドやデュタステリドの内服では、PSA値が低く出ることがあるため、前立腺がん検査などを受ける際には、服用中であることを医師に伝えることが大切です。

円形に抜ける場合もAGAですか?

必ずしもAGAとは限りません。急に円形に抜ける場合は円形脱毛症など、別の脱毛症の可能性があります。脱毛症は原因によって治療法が異なるため、自己判断せず受診するのがおすすめです。

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