堺市で赤ら顔・酒さのご相談なら皮ふ科眼科 くめクリニック|皮膚科専門医在籍

赤ら顔は、頬や鼻を中心に顔が赤く見える状態の一般的な呼び方です。実際にはさまざまな原因がありますが、その代表のひとつが酒さです。日本皮膚科学会のガイドラインでは、酒さは主として中高年の顔面に生じる原因不明の慢性炎症性疾患で、紅斑、毛細血管拡張、ほてり感を主体とする赤ら顔としてあらわれるとされています。DermNetでも、酒さは顔の中心部に出やすい慢性炎症性皮膚疾患で、持続する赤みを特徴とすると説明されています。

堺市の皮ふ科眼科 くめクリニックでは、皮膚科専門医が赤ら顔の原因を丁寧に見極め、一般皮膚科と美容皮膚科の両面から治療方針をご相談します。最新の医療から往診まで、地域に根差した医療を20年以上続けてきた経験をもとに、肌の赤みや敏感さ、ニキビのようなぶつぶつ、目の乾きなども含めて総合的に診療します。

目次

赤ら顔とは

赤ら顔は症状の呼び名で、病名ではありません。顔の赤みが続く場合、酒さのほか、脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎、ニキビ、ループスなどが似た見た目になることがあります。アメリカ皮膚科学会は、顔が赤く見える原因はひとつではないと案内しており、NHSも酒さと間違いやすい病気として、ニキビ、接触皮膚炎、脂漏性皮膚炎、ループスなどを挙げています。

そのため、「赤みがあるから全部同じ治療でよい」というわけではありません。自己判断で刺激の強い化粧品を使ったり、顔にステロイドを続けたりすると、かえって悪化することもあるため、まずは状態を確認することが大切です。


赤ら顔と酒さの違い

赤ら顔は見た目の表現、酒さはその原因のひとつである病名です。酒さでは、はじめはほてりや赤みが出たり引いたりし、進行すると頬・鼻・額の赤みが続くようになったり、細い血管が見えるようになったりします。さらに、ニキビのような赤いぶつぶつや膿疱が出ることもありますが、尋常性ざ瘡と違って面皰を伴わないのが特徴です。

日本皮膚科学会のガイドラインでは、酒さは大きく、赤みと毛細血管が目立つタイプぶつぶつや膿疱を伴うタイプ鼻の皮膚が厚くなるタイプ目に症状が出るタイプに整理されています。


こんなお悩みはありませんか

赤ら顔・酒さでは、次のようなお悩みがよくみられます。

  • 頬や鼻の赤みがなかなか引かない
  • 暑いときや緊張したときに顔がほてりやすい
  • 顔に細い血管が見える
  • 赤みと一緒にニキビのようなぶつぶつが出る
  • 洗顔や化粧品でヒリヒリしやすい
  • 目が乾く、ゴロゴロする、まぶたが赤くなりやすい

赤ら顔が悪化しやすいきっかけ

赤ら顔・酒さは、体質だけでなくきっかけで悪化しやすいことが知られています。よくある誘因として、日光、暑さ、寒暖差、飲酒、辛いもの、熱い飲み物、運動、ストレスなどが挙げられます。誘因は人によって異なるため、「何をすると赤くなりやすいか」を把握しておくことが大切です。

また、赤ら顔がある肌は敏感になっていることが多く、スクラブ、ピーリングのやりすぎ、アルコール入り化粧品、刺激の強いスキンケア、顔へのステロイド外用で悪化することがあります。DermNetでは、酒さでは角質をこするケアやアルコール系外用、顔へのステロイドを避けるよう案内しています。


赤ら顔・酒さの診断

赤ら顔・酒さの診断は、皮膚の見え方、経過、誘因、ぶつぶつの有無、目の症状などを総合して行います。MSDマニュアルでは、酒さは顔面の紅斑、毛細血管拡張、丘疹、膿疱などの特徴的な見た目と病歴から診断するとされ、AADでも、必要に応じて別の病気を除外するために検査や皮膚生検が検討されると案内しています。

特に、赤ら顔なのか酒さなのか、ニキビなのか、皮膚炎なのかで治療は変わります。長引く赤みを自己判断でケアし続けるより、まずは皮膚科で診断を受けるほうが遠回りになりにくいです。


赤ら顔・酒さの治療

赤ら顔・酒さの治療では、原因と目立っている症状に合わせて方針を選ぶことが大切です。AADは、酒さ治療の目標を、症状を減らす、つらさを和らげる、悪化を防ぐこととしており、誘因回避、やさしいスキンケア、紫外線対策、薬物療法、レーザー・光治療などを組み合わせると説明しています。

スキンケアと紫外線対策

日本皮膚科学会は、酒さに対して適切な遮光低刺激性の洗顔料や保湿剤の適切な使用を選択肢のひとつとして推奨しています。AADも、酒さ治療ではやさしい洗顔料、保湿剤、日焼け止めが基本で、DermNetは**SPF30以上の物理系日焼け止め(酸化亜鉛・酸化チタン)**が刺激を起こしにくいと案内しています。

外用治療

ぶつぶつや膿疱を伴う酒さでは、日本皮膚科学会ガイドラインで0.75%メトロニダゾール外用が強く推奨されています。アゼライン酸外用は選択肢のひとつとして推奨されています。一方で、赤みと毛細血管が主体のタイプでは、国内ガイドライン上、すべての患者さんに一様に推奨できる外用薬はないとされています。

内服治療

丘疹や膿疱が目立つタイプでは、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、テトラサイクリンなどの内服が選択肢になります。日本皮膚科学会では、これらを選択肢のひとつとして推奨しています。赤ら顔にぶつぶつを伴う場合は、外用だけでなく内服を組み合わせて炎症を落ち着かせることがあります。

レーザー・光治療

赤みや毛細血管が目立つタイプでは、日本皮膚科学会ガイドラインで、パルス色素レーザー、ロングパルスNd:YAGレーザー、IPLが選択肢のひとつとして推奨されています。赤みの原因が血管拡張にある場合には、こうした治療が検討されます。AADでも、IPLは赤みやほてりの改善に役立つことがあると案内しています。

目の症状がある場合

酒さでは、皮膚の赤みだけでなく、目の乾き、異物感、まぶたの赤み、眼瞼炎などを伴うことがあります。眼型酒さでは眼科的な対応が必要になることがあり、DermNetは、乾燥、しみる感じ、異物感、羞明、赤目などを症状として挙げています。


こんな症状は早めにご相談ください

赤ら顔が長引く場合、自己判断で済ませず、まずはご相談ください。特に、赤みが強くなってきた、ニキビのようなぶつぶつが増えた、細い血管が目立つ、洗顔や化粧品で強くしみるといった場合は、診断と治療方針の見直しが大切です。

また、目の痛み、かすみ、まぶしさ、赤目、ゴロゴロ感がある場合は注意が必要です。NHSでは、これらは角膜炎のサインになりうるとして、早めの受診を勧めています。


当院の赤ら顔診療

皮ふ科眼科 くめクリニックでは、皮膚科専門医が、酒さなのか、皮膚炎なのか、ほかの病気が隠れていないかを丁寧に見極めたうえで、治療方針をご相談します。赤ら顔は、単に見た目の問題だけでなく、ヒリヒリ感や敏感肌、ぶつぶつ、目の不快感などが重なっていることも少なくありません。

最新の医療から往診まで、地域に根差した医療を20年以上続けてきたクリニックとして、一般皮膚科と美容皮膚科の両面から、患者さまに合った治療をご提案します。堺市で赤ら顔や酒さのお悩みがある方は、皮ふ科眼科 くめクリニックへご相談ください。


赤ら顔・酒さのよくある質問

赤ら顔と酒さは同じですか?

同じではありません。赤ら顔は症状の呼び名で、酒さはその原因のひとつの病名です。赤ら顔の背景には、酒さのほか、脂漏性皮膚炎や接触皮膚炎などが隠れていることもあります。

赤ら顔は自然に治りますか?

酒さは慢性的に続きやすい病気で、NHSでは完治はしないが治療でコントロールできると案内されています。放置すると悪化することもあるため、長引く赤みは一度相談するのがおすすめです。

赤ら顔とニキビの違いは何ですか?

酒さでは、ニキビのような赤いぶつぶつが出ることがありますが、面皰がないことが特徴です。顔の中心の赤みや毛細血管、ほてりが目立つ場合は、ニキビではなく酒さの可能性があります。

赤ら顔にレーザーやIPLは有効ですか?

赤みや毛細血管が主体のタイプでは、パルス色素レーザー、ロングパルスNd:YAG、IPLが選択肢になります。日本皮膚科学会でも、これらは選択肢のひとつとして推奨されています。

顔にステロイドを塗ると悪化することがありますか?

あります。DermNetでは、酒さでは顔へのステロイド外用が悪化要因になりうると案内しています。自己判断で顔に塗り続けるのではなく、診断を受けたうえで使うことが大切です。

目の乾きやまぶたの不調も関係ありますか?

関係することがあります。酒さでは目の乾き、異物感、まぶたの赤み、眼瞼炎、赤目などを伴うことがあります。特に、痛み、見えにくさ、まぶしさがあるときは早めの受診が必要です。

赤ら顔は不潔が原因ですか? うつりますか?

NHSでは、酒さは不潔が原因ではなく、うつる病気でもないと案内しています。洗いすぎや強い洗顔は、かえって刺激になることがあります。

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