堺市で類天疱瘡のご相談なら皮ふ科眼科くめクリニック

類天疱瘡(るいてんぽうそう)は、皮膚の表皮と真皮の境目に対する自己抗体ができることで起こる、自己免疫性水疱症です。一般に「類天疱瘡」というと、もっとも多い水疱性類天疱瘡を指すことが多く、60歳以上、とくに70〜90歳代の高齢の方に多いとされています。かゆみを伴う赤みや、パンパンに張って破れにくい水ぶくれが特徴です。

皮ふ科眼科くめクリニックでは、皮膚科専門医である院長が診療にあたり、土曜日午後・日曜日も診療しています。公式サイトの診療疾患一覧にも類天疱瘡が掲載されており、通院が難しい場合は往診も相談可能です。堺市で、かゆみのある水ぶくれや、治りにくいただれが気になる方はご相談ください。

目次

類天疱瘡とは

類天疱瘡では、皮膚の表面とその下をつなぐ部分が自己抗体の影響で傷つき、表皮の下に水ぶくれができます。天疱瘡と名前は似ていますが別の病気で、類天疱瘡は高齢の方に多く、張った水ぶくれが出やすいのが特徴です。

このような症状はありませんか

かゆみを伴う赤い斑点がある、大きくて張った水ぶくれができる、水ぶくれが破れてびらん(ただれ)になる、なかなか治らない皮膚の傷がある――このような症状は、類天疱瘡でみられることがあります。水疱性類天疱瘡では全身のあちこちに症状が出ることがあり、時に口の中にもびらんがみられます。

類天疱瘡の主な種類

類天疱瘡の中で最も多いのは水疱性類天疱瘡です。ほかに、口や目などの粘膜に症状が出やすい粘膜類天疱瘡、刺激を受けやすい部位に水疱を繰り返す後天性表皮水疱症などがあります。類天疱瘡は病型によって症状の出方や経過が異なるため、正確な診断が大切です。

原因

原因の中心は、自分の皮膚を自分の抗体が攻撃してしまう自己免疫の異常です。水疱性類天疱瘡では、皮膚をつなぐ成分に対する抗体が関わって水ぶくれが生じます。また、一部では**糖尿病の治療薬(DPP-4阻害薬)**や、がん治療に使われる免疫チェックポイント阻害薬との関連が指摘されています。

皮膚科で行う検査

診断では、まず症状の出方や皮膚の見た目を確認します。そのうえで、皮膚の一部を調べる皮膚生検を行い、顕微鏡で表皮の下に水疱ができているかを確認します。さらに、蛍光抗体法で皮膚の基底膜に抗体が沈着していないかを調べたり、血液検査で関連する自己抗体を確認したりします。見た目だけではほかの水疱症との区別が難しいため、検査が重要です。

類天疱瘡の治療

治療は症状の強さや広がりに合わせて選びます。軽症では強いステロイドのぬり薬や、炎症を抑える内服治療が行われることがあり、中等症以上ではステロイドの内服が中心になります。治りにくい場合には、免疫を調整する治療や免疫グロブリン大量療法などが検討されることもあります。治療によって症状が落ち着き、最終的に治療を終えられる方もいます。

日常生活で気をつけたいこと

薬は自己判断で減らしたり中止したりしないことが大切です。急に変更すると、水ぶくれが再発することがあります。また、こすれや圧迫でも悪化しやすいため、やわらかい衣類を選び、きついベルトや擦れやすい下着は避けるようにします。水疱やただれの部分には絆創膏を直接貼らず、ガーゼなどでやさしく保護し、清潔を保つことが大切です。

よくあるご質問

類天疱瘡はうつりますか

類天疱瘡は感染症ではなく、人にうつる病気ではありません。ただし、水ぶくれが破れてできたびらんに細菌がつくと治りにくくなることがあるため、皮膚は清潔に保つことが大切です。

類天疱瘡は治りますか

水疱性類天疱瘡は、天疱瘡と比べると比較的早く落ち着くことが多いとされ、高齢で発症した場合はコントロールしやすい傾向があります。一方で、治療には時間がかかることがあり、ステロイドの副作用にも注意が必要です。若い方では治りにくいこともありますが、最終的に治療を終えられる方もいます。

天疱瘡と同じ病気ですか

天疱瘡と類天疱瘡は、どちらも水ぶくれやびらんができる自己免疫性の病気ですが、別の病気です。類天疱瘡は皮膚の基底膜に対する自己抗体が関わり、高齢の方に多い傾向があります。名前が似ていても診断や治療の考え方が異なるため、皮膚科で正しく診断を受けることが大切です。

どんなときに受診したほうがよいですか

かゆみの強い赤みが続く、張った水ぶくれができる、水ぶくれが破れてただれる、口の中にもびらんがある、高齢のご家族にこうした症状が出てきた――このようなときは早めの受診がおすすめです。見た目だけではほかの病気と区別しにくいため、早めに検査につなげることが大切です。

堺市で類天疱瘡のご相談は皮ふ科眼科くめクリニックへ

皮ふ科眼科くめクリニックでは、皮膚科専門医が、類天疱瘡かどうか、ほかの水ぶくれの病気ではないかを丁寧に確認し、状態に合わせてご案内します。土曜日午後・日曜日も診療しており、通院が難しい場合は往診も相談可能です。堺市で、かゆみを伴う水ぶくれ、治りにくいただれ、類天疱瘡が心配な症状でお悩みの方はご相談ください。

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