白斑は、皮膚の一部が白く抜けて見える状態の総称ですが、皮膚科でご相談の多いのは尋常性白斑です。尋常性白斑では、顔、手、指先、口まわり、目のまわりなどに白い斑点が出ることがあり、毛髪や眉毛、まつ毛、口の中の色が抜けることもあります。見た目の変化が気持ちの負担につながることもあるため、早めに皮膚科で確認することが大切です。
皮ふ科眼科くめクリニックは堺市の皮膚科・美容・眼科のクリニックで、土曜日午後・日曜日も診療しています。本人が移動できない場合は往診の相談もでき、院内ではナローバンド紫外線療法を含む保険診療を案内しています。
白斑とは
尋常性白斑は、皮膚の基底層にある**メラノサイト(色素細胞)**が減少したり消失したりして起こる後天性の病気です。メラノサイトはメラニン色素を作って紫外線から皮膚を守る役割がありますが、その働きが失われることで皮膚の色が白く抜けていきます。命に関わる病気ではありませんが、広がり方や部位によっては日常生活や見た目の負担が大きくなることがあります。
白斑の主な種類
日本皮膚科学会では、尋常性白斑を大きく非分節型、分節型、未分類型に分けています。左右対称に広がりやすいタイプ、体の片側に沿って出やすいタイプ、1か所だけに限局するタイプなどがあり、どの型か、どの部位にあるか、進行しているかどうかが治療の考え方にも関わります。
このような症状はありませんか
皮膚の一部だけ色が抜けて白く見える、白い部分が少しずつ広がる、顔や手で目立つ、眉毛やまつ毛の色が抜ける、口の中の色が薄くなる、日焼けをすると周囲との色の差が目立つ――このような症状がある場合は、白斑の可能性があります。白斑はどの年齢でも起こりますが、比較的若い時期から始まることもあります。
白斑の原因
原因は一つに決まっているわけではありませんが、自己免疫の関与、体質、家族歴、強い日焼け、皮膚への刺激、化学物質との接触などが関係すると考えられています。白斑は感染症ではないため、人にうつることはありません。
皮膚科で行う診断
診断では、いつから出たか、広がっているか、どこにあるかを確認し、皮膚の診察を行います。必要に応じて、ウッド灯という特殊な光で白斑を見やすくしたり、皮膚生検や血液検査を行ったりします。尋常性白斑では自己免疫性甲状腺炎の合併頻度が高いとされ、甲状腺の検査が検討されることもあります。
白斑の治療
治療は、年齢、白斑の範囲、部位、進む速さ、生活への影響をみながら選びます。一般的には、ステロイド外用薬、タクロリムス軟膏、ナローバンドUVB照射療法、エキシマレーザー・ライト治療などが選択肢になります。日本皮膚科学会の情報では、ナローバンドUVBは紫外線療法の中で第1選択とされており、限局した病変ではエキシマ治療が選択肢になります。病状が安定した限局例では、外科的治療が検討されることもあります。
皮ふ科眼科くめクリニックでも、白斑に対する**紫外線療法(保険適応)**を案内しており、院内ページでも白斑を対象疾患として案内しています。また、白斑ページでは多種の紫外線療法機器を取りそろえていることが案内されています。
日常生活で気をつけたいこと
白斑の部分は日焼けしやすく、周囲の皮膚が焼けると色の差が目立ちやすくなります。そのため、日焼け止めや衣服での紫外線対策が大切です。見た目が気になる部位では、カモフラージュ用の化粧品を活用することもあります。治療は数か月単位で経過をみることが多いため、自己判断で中断せず、皮膚科で相談しながら続けることが大切です。
よくあるご質問
- 白斑はうつりますか
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白斑は人にうつる病気ではありません。感染症ではなく、メラノサイトの異常や自己免疫の関与が考えられている病気です。
- 白斑は治りますか
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治療によって色素の再生が期待できることはありますが、効果の出方には個人差があり、元の色に完全に戻るとは限りません。また、よくなっても新しい白斑が出たり、再び色が抜けたりすることがあります。
- 子どもにも起こりますか
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はい。白斑は子どもにもみられます。どの年齢でも起こり得るため、お子さまの白い斑点が気になる場合も、早めに皮膚科で確認することが大切です。
- 白い斑点はすべて白斑ですか
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いいえ。白い斑点には白斑以外の病気もあります。見た目だけで決めつけず、必要に応じてウッド灯、皮膚生検、血液検査などを組み合わせて診断することが大切です。
堺市で白斑のご相談は皮ふ科眼科くめクリニックへ
皮ふ科眼科くめクリニックでは、皮膚科専門医が白斑かどうか、どの型か、進行しているか、紫外線療法が適しているかを丁寧に確認し、状態に合わせてご案内します。土曜日午後・日曜日も診療しており、本人が移動できない場合は往診も相談できます。堺市で、白斑、尋常性白斑、白い斑点、皮膚の色が抜ける症状でお悩みの方はご相談ください。